倹約・生活設計

貯蓄段階の医療保険について考える

 生活防衛資金を貯蓄する段階で、必要な保険について自分の環境に合わせて考えてみました。

現在の環境と保険

くるまと家の事情

  • 車を所有(ローン無し)
  • 賃貸住宅居住

現在の保険

保険の種類保険の内容月額年額
医療保険最低限の医療保障。よく分からず加入。賃貸住宅保障込み。約2,000円24,000円
自動車保険車両保険あり。約4,000円48,000円

必要な保険を考える

そもそもなんで保険を考えるようになったのか

ぼーっとする画像

 市内のマンション購入を検討し始めたことから、火災保険や地震保険といった保険の費用感を知りたいなと思い、調べ始めました。

 今の保険は「どうせ何も無いだろうからそんなにお金かけたくないなー!」程度で、何が必要なのかも見極めずにとりあえず安ければよいという安直な考えで始めたものです。(特に医療保険。)

有識者の意見によれば…

 リベ大さんやひろゆきさんをはじめ、有識者の意見を探してみると、保険の金額が「月5,000円から1万円を超えると高い」という意見が多いようです。

 色々見渡して、共通して必要だとした保険は「火災保険」「自動車保険」でした。
 家族がおり自分が大黒柱ならば、自分の死亡後、遺族にお金が支払われる保険も視野に入るようですが、私の場合は独身ですし、今の会社から年金等の払い戻しがあるでしょうから、一旦は考えなくていいかな~とは思っています。(葬式代は私の残り資産で何とかしてくれ。)

 また、有識者が共通して伝えていたこととして「貯蓄がしっかりしていれば医療保険はいらない」ということでした。なるほど。
 ひろゆきさんの場合は「もうほんとにどうしようもなくなったら生活保護を受ければよい」とも言ってましたね^^
確かに、仕事なんてとてもできない状況で医療費の負担もままならないのならば、当然の選択のようにも思えます。
お嫁さんや子供が居ればもっと考えることがありそうですが、独身の私としては「そりゃそうだ・・・」と素直に思う次第です。(っていうか生活保護を受給すること自体に賛否両論ありそうですが、こういうときのための制度だよねと素直に思います。)

 今回は火災保険と自動車保険については特に触れず、医療保険に焦点を絞って考えようと思います。

目から鱗だった社会保険

 そもそも日本という国は、医療系の保障はとにかくしっかりしているそう。(他は知りません)

燃える人

 正直、今の今まで知らなかったよ(;ω;)漠然と高い費用負担が発生するものとばかり思っていました。
 下記に参考になった動画を貼り付けていますが、最初に教えてくれたほけんの窓口のお姉さん、ありがとうございます。

 高額な医療費が必要になっても社会保険の「高額療養費制度」によって、一定額以上の支出は発生しにくくなっていますし、年収約370万円~約770万円であれば、月の医療費の負担上限は月約9万円程度です。

 また、企業によりますが「付加給付制度」も考えれば月の負担額はもっと減り、私の場合は5万円弱程度まで負担額を減らすことができそうです。こちらの動画が大変参考になりました。

じゃあ何を保障してもらえればよいのか

 先ほどの動画でも紹介がありましたが、高額療養費制度で支出してくれないところとして「差額ベット代」と「食事代」なのだそう。
 つまり、特定の病気の種類は考えずに入院したらどうなるかということを考えると、だいたい1日6,000円~9,000円くらいを保障してもらえれば、あまり負担なく個室が選べるかもしれない。ということになります。
 ほけんの窓口さんによれば、ベッド代やら食事代には金額的にそれほど困らないけど(何ならベッドは我慢すればいい)、突発的に費用が発生した場合の支払いにはもしかしたら苦労するかもしれない。とのこと。
(何なら「食事代」はいつもの生活費でしょって考えれば、ベット代だけに焦点を絞っても良いかも。)

 例えばガンの場合、ガン治療費ドットコムさんを見てみると、部位やステージごとに費用が掲載されていましたが、診断されて1年目は、合計で数百万くらいの出費があり、2年目以降はそれほど高額ではないように見受けられます。

 金額だけみると「マジかよ!!こんなにかかるんか!!」って思いますが、先ほどの社会保障と付加給付を考えれば、落ち着いて対処できそうですね。
 2年目以降は固定費のように治療費が発生しているように見えますから、ジワジワくる感じでしょうか。

 ひとまず、ここに生活防衛資金をつぎ込んで、高額療養費制度とか付加給付の援軍が来るまで耐え、また、収入減に耐えないといけないということですね。

 なんとなく私の中で、治療にかかる費用の総額については「高額療養費制度」や「付加給付」でカバーするとして、こんな感じで整理できそうです。

  • 入院日額系保障・・・ベッド代とか食事代に充てる。どっちかっていうと入院時に発生する生活費の保障みたいな感じ。
    入院が長期化しなければ生活防衛資金で十分足りそう
  • 一時金系保障・・・手術などの突発の出費に充てる。生活防衛資金が準備できないときに充てる。生活防衛資金ができたら要らないカモ
  • 大手の会社員は結構、手厚くサポートされる傾向があるので、ガンであっても手元に現金100万くらいあれば何とか乗り切れるかな?といった印象です。(一時的な出費にどれだけ耐えられるかは少々不安だが総額では何とかなりそうか。)
  • ガン保険などは終身よりかは掛け捨てで一時金を支給するものを選び、費用を安く抑えておいて、短期的なリスクに備える。どっちかというとガンというよりかは生活習慣病系の保険プランを選びたいところ。(おデブちゃんなので・・・)
治療の出費イメージと治療費総額のイメージ
治療の出費イメージと治療費総額のイメージ(てきとうにまとめた)

精神疾患に対する不安と保険

 ここまでは、入院が必要な病気や怪我のケースを考えました。正直、顕在化してしまったら資産運用どころではないですね^^;
 しかし、社会保険や会社の健康保険組合などの手厚さを考えると、生活防衛資金さえ完成してしまえば、十分耐えられそうだなと思いました。

 じゃあ、他に不安はないのか?という点でいうと不安はあります

落ち込んでいる人

 私自身、リスク顕在化の確率が高いと思う病気としては、精神疾患だと考えています
 「うつ病」は近年増加してきており、周囲にも何人か罹患された方も見かけますし、私自身も不眠症になったことがありますから、他人事には思えません。

 精神疾患系の治療は、大抵の場合は在宅療養になることでしょう。(重症の場合は入院治療もあるようですが、私の周りでは見たことがない。)
 休職中も会社から傷病手当による収入は見込めるものの、当然ですが普段通りとまではいきませんし、いつまでも続くわけではありません。
 個人的にですが「何もやりたくない」と思う状態で資産が目減りしたのでは、もっと滅入ってしまいそうですし、家賃の支払等を考えると収入が減ること自体が不安で仕方ありません。

 実際、傷病手当の支給件数割合をみても、10代から40代あたりまでは「精神及び行動の障害」がNo.1です。
 元データはこちら

傷病手当の年齢階級別・傷病別支給件数割合
傷病手当の年齢階級別・傷病別支給件数割合
精神および行動の障害の内訳
精神および行動の障害の内訳

 このような不安に対しては、所得補償系の保険が良さそうです。
 就業不能状態に陥った場合に、毎月、所得の保障をしてくれるものです。何なら60歳くらいまで保障してくれるプランもあるみたいです。

 ただし、精神疾患系は「完治」というものが曖昧のようで、支給してもらえるのは1年半程度のようです。
 私の会社で扱うグループ保険は期間が少々長いため、ご自身のグループ保険も一度、参考にしてみるとよいでしょう。

保険会社商品名精神疾患時の給付期間
SBI生命働く人のたより18か月
アクサダイレクト生命働けないときの安心18か月

このへんも大変参考になりました。

そもそも忘れてはいけないこと

 ここまで、保険加入ありきな感じでしたが、資産形成にあたって保険に加入することは相反する活動であると言えます。ここで何千円でも浮かせて、投資に回す方が、より早くゴールにたどり着きます。(とリベ大さんは仰っています。)

 私は今回、資産らしい資産がほぼ無い状態からスタートしていて、例えば120万の目標を達成した後、すぐに何かトラブルがあって再びゼロに戻る・・・といったことはどうしても避けたいと考えており、資産形成が軌道に乗れば保険類は解約して固定費を削減することも考えなければいけないことは間違いありません。

方針とあとがき

 今回、いろいろ調べた結果、保険は次のように進めていこうかなと思います。医療保険系だけで恐らく5,000円は十分下回りそうです。

  • 医療保険・・・それほど負担にならない程度に抑える(日額6000円くらい)→生活防衛資金が完成したら減額を検討
  • ガンや生活習慣病系・・・掛け捨てのプランを検討。→生活防衛資金が完成したら解約を検討
  • 所得保障系・・・ひとまず加入前提で検討。15万くらい。→これは精神疾患対策なので残すかも。資産次第。
  • 賃貸住宅保障系・・・今賃貸なので、何も考えず継続。

 20代であれば私は保険に目もくれず資産形成をしたことでしょう(笑)
 30代になりマンション購入やらローンやらちらつき始めて、また、結婚・出産・住宅購入などライフイベントが集中する年代ですから「大切にしたいものは何か」とか「リスクとは何か」を考えるようになった気がしますね。

 あくまでこの内容は私の環境で考えてみた結果ですから鵜呑みにせず、参考程度にご覧ください。
 検討に際してはご自身の会社の制度などを良く調べて検討してください。

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